夏場のさんごアクセサリーのお手入れは?
珊瑚は酸や汚れが苦手です。
汗の中には珊瑚の嫌いな酸も含まれています。
汚れが付着したままで置いておきますと、珊瑚のツヤがなくなったり、表面が白くくもったようになります。
さて、そうならないための対策はむずかしい?
お使いになったあとに、かわいたやわらかい布で丁寧にふいてあげてください。
珊瑚についてしまった汗や皮脂の汚れがおち、それだけでツヤは長持ちします。
それでもダメな場合はもうあきらめるしかない?
そんなに汗っかきでない人でも体質により汗の成分の酸性の濃い方もいらっしゃいます。
また、ストラップや腕数珠、ピアスなど毎日身につけているという場合は、ツヤの回復も日に日におちてきます。
状態により、金具からはずして磨きなおし、ネックレスの場合は糸をほどいて、きれいな玉に直してから再度ネックレスに組み直しの場合もございますので、お気軽にご相談ください。
昔々の珊瑚がでてきてツヤもないのだけれど。
おばあちゃんや、ひいばあちゃんの愛用していた珊瑚の帯留やブローチがでてきたというかた、よくいらっしゃいます。長年の愛用でツヤもなくなっていたりします。
でも、大丈夫。そういう場合も同じようにツヤを復活させることができます。
珊瑚はお守りになるといわれています。これからも長く愛用してください。
また、金具がこわれていたり、さびていたりしている場合や、帯留をブローチやペンダントに変更したい場合もお気軽にご相談ください。
これだけはちょっと無理。
弊社さんご製品、パーツ類は染色、練り物いっさい使用しておりませんが、他社製の珊瑚製品で、染色やツヤを長持ちさせる特殊加工をほどこされているものがあります。万が一ツヤがなくなってしまった場合、私どもでは復活させることができません。お求めになったお店の方でご相談ください。
また、極小サイズの小玉ネックレス等は再度研磨いたしますと割れてしまいますのでお請けできない場合がございます。
夏場をとわず、おすすめしたいこと。
酸というと、レモン、お酢、洗剤など思い浮かべるかたも多いはず。
弊社でもかわいらしい普段使いの薔薇の花のリングを販売していますが、珊瑚の指輪をおもちの方は、お料理される場合はできるだけ外してください。
また、入浴されるときも、大事なものですが外してください。爪なしのリングなどの場合は、接着剤の方が熱いお湯でゆるくなってはずれてしまったりするかもしれません。(これは経験ないので想像ですが)
ご相談したいこと、お気軽にメールしてください。
kyogoku@tsukinadaya.com